債務整理をして、無駄遣いをなくし、固定費を削る。これで毎月の生活は確かに安定しました。
でも、節約を極めていくと、「これ以上削れるものがない」という限界が必ずやってきます。
そこで私が着手したのが、返済スピードを少しでも早め、精神的な余裕を持つための「副業(収入アップ)」でした。
借金で焦っている人間を狙う「甘い罠(詐欺)」に引っかからず、安全にコツコツと月3万円を稼ぎ出した、私の在宅ワーク体験談をお話しします。
節約には限界がある。だから「稼ぐ力」を育てる
家計を黒字にする基本は「支出を減らすこと」ですが、それだけではジリ貧になってしまいます。
食費を削るストレスより、収入を増やす方が健全
当時の私は、1円でも安く買うために、休日にスーパーを3軒ハシゴしてモヤシや特売品を買い漁っていました。
確かに節約にはなりますが、時間と体力を極限まで使い果たし、心は常に荒んでいました。
ある日、「数十円を切り詰めるために何時間も歩き回るより、家で1時間仕事をして1,000円稼ぐ方が、よっぽどメンタルに良くて効率的だ」と気がつきました。
「守り(節約)」を固めたら、次は「攻め(稼ぐ力)」を育てないと、借金返済という長いマラソンは走り切れません。
目指すは「月3万円」。大きすぎる目標は挫折する
副業を始める時、いきなり「月に20万稼いで一気に借金を返すぞ!」と息巻いてはいけません。
そういう大きすぎる目標を持つから、怪しい「楽して稼げる話」に騙されてしまうのです。
私が目標にしたのは、「月に3万円」でした。
月3万円あれば、任意整理の1社分を丸ごと前倒しで完済(積立)できる金額です。この「超現実的な目標設定」が、焦らず地道に作業を続ける原動力になりました。
絶対に手を出してはいけない「借金持ちホイホイ」
副業を探し始めると、ネット上には借金持ちをターゲットにした罠がそこら中に仕掛けられていることに気づきます。
「スマホをポチるだけで日給5万」の嘘
「スマホを1日5分ポチポチするだけで、日給5万円!」
「誰でも簡単に不労所得が手に入ります」
借金で首が回らず焦っている時ほど、こういう誇大広告が本当に魔法の杖のように見えてしまう「脳のバグ」が起こります。
しかし、そんな上手い話はこの世に存在しません。
仕事を紹介する名目で、「初期設定のツール代」や「情報商材の購入費」として数万円〜数十万円を最初に払わせようとするものは、100%詐欺です。私たちは借金を返すために副業をするのであって、お金を払ってはいけないのです。
ギャンブル(FX・仮想通貨)での一発逆転は幻
また、「FX」や「仮想通貨(暗号資産)」で一発逆転を狙うのも絶対にやめましょう。
借金を借金で返すのと同じように、リスクコントロールができない精神状態での投資は、ただのギャンブルです。
私たちには、投資で溶かして「勉強代だった」と笑って済ませられるような「失ってもいいお金(余剰資金)」など、1円もありません。
私が選んだのは「初期費用ゼロのブログ運営」だった
怪しい儲け話をすべて排除し、私が選んだのは「初期費用がほとんどかからない、地道な在宅ワーク」でした。
自分の「失敗談」が誰かの役に立つ(お金になる)という発見
私が始めたのは、まさに今皆さんが読んでいるような「ブログ」の運営です。
無料ブログサービスや、低コストで始められるWordPressを立ち上げ、ひたすら自分の借金体験や債務整理のリアルな過程を記事にしました。
ただ闇雲に書くのではなく、読者が読みやすいように記事の構造を練り、検索でたどり着きやすいキーワード(SEO)を考えました。さらに、見やすく情報を整理するために表をデザインしたり、スマホで読んだ時の表示レイアウト(CSS)をこだわって調整したりする作業に没頭しました。
「借金まみれの自分の恥ずかしい失敗談が、誰かの役に立ち、それが少しの広告収入に繋がる」
この発見は大きな喜びでしたし、何よりこの「ブログを作り込む作業」に没頭している時間は、余計な買い物をしたいという衝動をピタリと止めてくれました。
クラウドソーシング(ライティング)で確実な現金を得る
とはいえ、ブログの収益化にはどうしても時間がかかります。
そこで私は並行して、「ランサーズ」や「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトに登録し、Webライターとしての活動も始めました。
最初は「借金体験談のアンケート回答」など単価の安いものから始め、徐々に文字単価の高い記事作成の案件を受注するようになりました。
働いた分だけ確実に現金が振り込まれる「労働収入」は、月の副業収入3万円を達成するための強固な土台になりました。
まとめ
債務整理後の節約生活は、良くも悪くも「退屈」です。
お金を使う遊びができなくなるからです。
しかし、その退屈な休日や夜の時間を「副業」に全振りすれば、お金も貯まり、Webの知識やライティングのスキルも身につきます。
怪しい「裏ワザ」はありません。パソコンやスマホに向かって、地道に作業して積み上げた時間だけが、自分を借金の呪縛から解放してくれます。
FAQ(よくある疑問)
Q:会社が副業禁止なのですが、バレませんか?
A:原則として、副業の所得(収入から経費を引いた額)が年間20万円を超えた場合は確定申告が必要になります。その際、確定申告書の住民税の徴収方法で「自分で納付(普通徴収)」にチェックを入れれば、副業分の住民税の通知が会社に行くことを防げるため、会社にバレるリスクはかなり減らせると言われています。(※私は税理士ではないため、あくまで一般的なノウハウとしての見解です。心配な方はお住まいの自治体や税務署に確認してください)
Q:パソコンを持っていなくても稼げますか?
A:スマホだけでも十分に可能です。
まずはスマホでできる「アンケートモニター」や、家の中にある不用品を「メルカリなどのフリマアプリで販売する」ことから始めるのがおすすめです。大きく稼ぐことよりも、まずは「会社からの給料以外で、自分の力で100円稼ぐ」という体験をすることが、稼ぐ力を育てる第一歩になります。
