借金がなくなったらやりたいことリスト100を作ってみた【未来への希望】

借金の返済期間中は、どうしても「いかに節約するか」「いかに我慢するか」ばかり考えてしまい、心が貧しくなりがちです。

毎月のカレンダーを見てため息をつき、長いトンネルをひたすら下を向いて歩き続ける。
そんな生活を続けていると、何のために生きているのか分からなくなる瞬間があります。

この暗いトンネルを歩き続けるには、「出口の光」を具体的にイメージする必要があります。
そこで私は、100円ショップで新しいノートを一冊買い、「借金が完済できたらやりたいことリスト100」を書き出してみました。

書いているうちに自然と涙が出てきて、そして不思議と力が湧いてきた、私のリストの一部とそこから得られた気づきを公開します。

なぜ「やりたいことリスト」を作ったのか?

そもそも、なぜわざわざリストなんて作ったのか。それは、自分の脳内を「ポジティブな方向」へ強制的に書き換えるためでした。

「我慢」を「希望」に変換する作業

ただ「借金を返すため」だけに働き、節約する毎日は辛すぎます。
人間は、マイナスの理由だけでは長期間頑張り続けることができません。

だから、思考を少しだけズラす必要がありました。
「借金返済のために今の生活を我慢する」のではなく、「将来、家族とハワイに行くために、今は現金を残すゲームをしている」と脳内変換したかったのです。
我慢を「希望のための準備」に変える。そのための設計図が、このリストでした。

自分の「本当の欲望」を見つめ直すため

かつての私は、見栄やストレスからの買い物依存で借金を作りました。
他人にどう見られるかばかりを気にして、本当の自分が何を欲しているのかが分からなくなっていたのです。

ノートにやりたいことを1つずつ書き出していく作業は、「自分が本当は何を求めているのか」を整理するセラピーのようなものでした。
見栄のためではなく、自分の心が本当に喜ぶものは何なのか。それを知るための大切な時間になりました。

私のリストを一部公開(くだらない事から大きな夢まで)

実際に私がノートに書き出した100個のリストの中から、いくつか抜粋して紹介します。笑ってしまうくらい些細なことから、人生の目標まで様々です。

小さな夢:「値段を見ずにスーパーで刺身を買う」

  • スーパーで半額シールを待たずに、食べたい刺身を買う
  • コンビニに入って、新作のスイーツをためらわずにカゴに入れる
  • 美容室で、一番安いカットだけでなくヘッドスパもつける

本当にくだらないと思われるかもしれませんが、私にとっては切実な夢です。
いつもスーパーの鮮魚コーナーをうろうろして、店員さんが割引シールを貼るのをハイエナのように待っていた自分への、ささやかなご褒美。
「数百円の差を気にしない」という心の余裕を持つことが、第一の目標でした。

大きな夢:「家族を現金払いの旅行に連れて行く」

  • 妻(夫)と子供を、ディズニーランド(または温泉旅行)に連れて行く
  • その時の旅費やホテル代を、すべて「自分の現金」で支払う

借金で多大な迷惑と心配をかけ、修羅場を乗り越えて一緒にいてくれた家族への恩返しです。
かつてのように、クレジットカードの分割払いで未来を切り売りして行く旅行ではありません。
自分が汗水流して働き、コツコツ貯めた「現金」で堂々と旅行に連れて行く。これが私の、絶対に叶えたい最大の目標です。

リストを作って気づいた「本当の幸せ」の正体

100個もひねり出すのは意外と大変で、数日かけて書き上げました。
しかし、完成したリストを見返した時、私はハッとさせられました。

実は「お金がかからないこと」が多かった

リストに並んでいたのは、こんな項目ばかりでした。

  • 休みの日に、お金や支払いの時間を気にせず、心ゆくまで昼寝する
  • 督促の電話に怯えることなく、家族と笑顔で食卓を囲む
  • 天気のいい日に、子供と公園でキャッチボールをする

これらを満たすために、大金は必要ありません。
借金に追われていない「普通の平和な日常」。それこそが、私にとって一番手に入れたい最高の贅沢だったのだと気づいたのです。

お金は「見栄を張るツール」ではなく「安心を買うツール」

かつての私が欲しがっていた「高級時計」や「ハイブランドの服」「高級車」といったものは、100個のリストの中に1つも入っていませんでした。

私にとってお金とは、他人に見栄を張って自分を大きく見せるためのツールではなく、「家族との平和な日常を守るための、安心を買うツール」に変わっていたのです。
この価値観の転換に気づけただけでも、リストを作った価値がありました。

まとめ

「やりたいことリスト」を作るのは、ペンとノートさえあれば「無料」でできる、最高のメンタルケアです。

完済というゴールテープを切り、リストに書いた夢を一つずつ叶えていく自分を想像してみてください。
不思議とワクワクしてきて、今日の数百円の節約も、明日からの仕事も、少しだけ楽しく乗り切れるようになります。

あなたの「借金がなくなったらやりたいこと」は何ですか?
今夜、静かな部屋で、ぜひあなただけのリストを作ってみてください。

FAQ(よくある疑問)

Q:100個も思いつきません。どうすればいいですか?

A:最初は10個や20個でも十分です。「スタバの新作フラペチーノを飲む」「欲しかったあの漫画を全巻大人買いする」のような、ちょっとしたことでOKです。
思いついた時にスマホのメモ帳などに書き足していくと、どんどん自分の奥底にある欲が出てきて、楽しくなってきますよ。

Q:完済前に、リストの夢を叶えてもいいですか?

A:もちろんです!むしろ、適度に叶えていくべきだと思います。
私は「10万円返済(積立)するごとに、リストの中の小さな夢(数千円で叶うもの)を1つ叶えていい」というマイルストーン(プチご褒美)制にしています。我慢ばかりではなく、適度にガス抜きをすることが、長い返済生活のモチベーションを維持する最大のコツです。